Apple TV は iTV としてリニューアル?
先日も Apple 界隈でウワサされていることをエントリとして書いたが、せっかく9月1日 (日本時間9月2日 AM 2:00) に Apple の Special Event 開催が正式に発表されたので、今回は春頃からウワサの絶えない Apple TV のリニューアルの話を書いてみたいと思う。
iTV へ名称変更か?
そもそも思い出してみると、Apple TV は発売前に発表された当初、コードネームが iTV だったことを考えると、今回ウワサされている名称変更は非常に興味深い。もちろん、当時は iOS もなかったし、今回の名称変更のウワサの裏には新 Apple TV である iTV が iOS を搭載して登場するのではないか、と言った理由もあるので、単純に昔話と比較できる話ではないのだが、考えてみるとおもしろい話ではある。
iOS を搭載した iTV はどうなるのか?
現在広く利用されている iOS は、iPhone、iPad、iPod touch と全てタッチスクリーン端末だ。しかし家庭用のテレビに接続する iTV となると、当然のことながら勝手は違ってくることだろう。iOS ベースとは言えど、ユーザーインターフェイスは既存の Apple TV と同じように、Mac で言うところの Front Row のようになるのだろうか。iOS ベースとなると、もちろんサードパーティ製のアプリケーションのインストールも許可されるのではないのか、と期待をしてしまうところだが、現状でも iOS 用アプリケーションは iPhone/iPod touch 用、iPad 用と2種類のデバイスへの画面最適化があることを考えると、これ以上開発現場を混乱させないためにも、iTV にはサードパーティ製のアプリケーションはインストールできないのではないか、とも考えてしまう。
しかし、iOS を搭載していることからも、iTunes Store には直接アクセスできる端末になることは、ほぼ間違いないだろう。でなければ、本国アメリカでテレビなどの有料配信されている動画コンテンツを iTV で直接ダウンロードして、閲覧することができないであろうからだ。
では iTunes Store を搭載するのに App Store を搭載しないのか?
ここは判断が難しいところだ。少なくとも、既存の iPhone や iPad 向けのタッチ操作を前提にしたアプリケーションは iTV では、いくら OS が iPhone や iPad で利用されている iOS になろうとも操作することが難しい (と言うよりも、ほぼ不可能であろう) だろう。そうなると、既存の App Store と言うインフラは、少なくとも iTV では活用されることが難しいのではないのか、と考えさせられる。
それとも、何らかの形で iTV 向けの App Store が用意されるのだろうか?
用意されたとしても、大型のテレビがこれだけ普及している以上、そのサイズに合わせたアプリケーションの開発は iPhone や iPad のアプリケーション開発のようにはいかないのではないだろうか。非常に困難を極めることだろう。また、マルチタッチテクノロジーを使えないことも大きな足かせになることだろう。その点を留意すると、iTV は iOS を搭載しながらも、拡張性はほぼないデバイスとして登場すると考えるのがよさそうだろう。
ここまでいろいろと考えては来たものの、結局のところは現地時間9月1日の発表を待つしかない。年内に「驚くべき新製品」の投入を示唆しているので、9月1日、もしくはアメリカのホリデーシーズン前に何らかの発表があるのは間違いないのだから。




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