iPad + Pages + 外付けキーボードで書くエントリ

iPad

1月の発表から約半年、満を持して発売された iPad だが、このブログでは散々酷評してきた。にも関わらずだ、発売3日目の5月30日、32GB の Wi-Fi + 3G モデルを入手してしまった。そこで、iWork for iPad も導入したので、iPad 版の Pages を使ってエントリを記してみたいと思う。

外付けキーボードの選択肢とソフトウェアキーボード

とりあえず Bluetooth キーボードとキーボード付き Dock の両方を購入したのだが、個人的には Bluetooth キーボードの方が入力はしやすいと感じた。なによりも iPad 本体を横置きにした状態で設置して、入力できる点が非常に大きい。横置きで設置できる Griffin のスタンドも購入したので、もっぱら横置きに Bluetooth キーボードの組み合わせで今のところは使っている。ただ物足りないのは、Bluetooth のキーボードだと Dock 付きキーボードと同じポジションにある ESC キーにホームボタン機能を実装して欲しかったが、それをするとキーボード付き Dock を別途販売する意味がなくなってしまうから実装されなかったのだろうか。

外付けキーボードの話が先になってしまったが、ソフトウェアキーボードについても触れておこう。

iPhone のソフトウェアキーボードも、QWERTY キーボードで横向きで、英語入力で使う分にはかなり実用的だったが、これは iPad のソフトウェアキーボードにもいい意味で踏襲されている。優れたスペルチェック機能が働いて、適当に入力していてもスペルミスすることなく比較的快適に入力することができる。日本語入力も、入力作業自体はさほどストレスを感じさせない。

やはり一番の問題点は漢字変換効率

こちらに関して言うならば、iPhone の悪い部分をそのまま踏襲してしまった感じになる。要は日本語の連想変換や、単純な漢字変換でもその頭の悪さが非常に目立ってしまうのだ。外付けキーボードでタイピング自体を快適にすると、余計にその点を感じさせられてしまう。また、キータイプがある一定のスピードを超えると、iPad 側の受け付け許容量を超えてしまうのだろうか、全く意味のわからない変換候補しか提示されないことも多々ある。この辺りに関して言うならば、iPad の発売前に書いたエントリの中にもあったが、ATOK を搭載したテキストエディタなりの発表が待ち望まれるところだ。ただし iPad のキーボードの概念自体に ESC キーが設定されていないので、変換を取り消す操作なんかを普段 Mac で慣れ親しんだ ESC キーをタイプ、で行えないことはちょっと残念だ。

バッテリーの保ちと寿命について

バッテリーの保ち自体は上々の仕上がりになっている。雑誌の記事なんかにもあったが、1日通して使う程度ならば全く問題ないだろうとのことだったが、全くその通りだった。ただし Apple Store での購入時に言われたのだが、バッテリーライフが300回の充電で50%程度まで落ちてしまうらしく、これはちょっといただけないかな、と感じさせられた。1日1回満充電にしたとしても1年保たない計算になってしまう。そこで Apple Care を勧められ、加入はしてしまったものの、本体価格を落とすためにそこが犠牲となり、Apple Care で回収しているのかとも思わされた。ちなみに、Apple Care は9,800円だが、現時点では iPad のバッテリー交換の金額は発表されていないらしい。

内蔵 iPod、YouTube などの仕上がりが素晴らしい

正直、iPad に iPod 機能は不要と思っていたが、それはどうやら大きな間違いだったこと認めなければならないらしい。Mac や Windows の iTunes 並みの仕上がりなのだ。これが常にベッドサイドに簡単に持っていけるとなると、素晴らしいことになるわけだ。僕は1日が終わって寝る時は、iPad をベッドサイドで Griffin のスタンドに立てて、翌日のために充電することにした。内蔵スピーカーの音質自体はお世辞にもいいものとは言えないのだが、ベッドサイドに常に iTunes があると言うことの素晴らしさを、購入初日の夜から大きく感じさせられた。特に iPad でミュージックビデオを見るという体験が、これほど素晴らしいものだとは思わなかった。

また、YouTube をベッドサイドで見るのにも、やはり iPhone より大きな画面の iPad だと非常に快適だ。YouTube は、動画を全画面表示できる他、ウェブで見る時のようなレイアウトで関連動画を探し出して見ることもできるので、とても便利に思った。ただし、こちらも横置きの方が断然便利に使えるので、そのようなことを考えると、純正の Dock が縦置きにしか対応していないことに疑問を感じざるおえない。

革命的で魔法のようなデバイス

この言葉の意味するところを侮り過ぎていた。実体験の iPad は、まさにこの言葉の通りだったのだ。iPad は革命的なユーザー体験を与えてくれる。ただし、ソフトウェアキーボードの出来は悪くはないのだが、やはり物理的なキーボードがあった方が文字の入力作業だけは圧倒的に快適なことは書いておかなければならない。

今秋登場予定の iPad 向け iPhone OS 4.0 ではマルチタスクがサポートされる。iPad のリソースを考えると、常時起動しておくアプリは精査する必要があるかもしれない (IM などは常時起動確実だが) が、確実にコンピュータの未来が変わってゆく、それを実感させられるのが iPad であることに間違いはない。

コメント on Facebook

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.nobu417.jp/mt/mt-tb.cgi/362