おサイフケータイに依存しないライフスタイルの提案
僕は複数の携帯電話を持っていて、そのうち1台、docomo のフィーチャーフォンはおサイフケータイに対応している。しかし全く使っていない。なぜか、それは僕のライフスタイルが関係しているのかもしれない。
マネークリップに更に小型のマネークリップを挟む
去年のクリスマスだっただろうか。仲のいい友人からプレゼントに贈っていただいた、かなり豪華な革製のマネークリップを愛用している。それをいただいた直後に、そのマネークリップと併せて使うのにちょうどいいヌメ革製のコインケースと、別途カード類をまとめておきつつ持ち運べる小さなカードファイル的なものも購入した。
そこで一工夫してみた。
おサイフケータイは使っていない僕ではあるが、nanaco や Suica といった電子マネーは日常的に使っている。これをイチイチカードケースから出したり入れたりするのはいささか面倒で、電子マネーの最大のメリットである手軽さを享受することができない。そこで、いただいた革製マネークリップが比較的大型だった (お札の面積と同じくらいあって、それを折りたたんで使うタイプ) ので、折りたたんだところにスチール製?のマネークリップをさらに差し込み、そこに nanaco と Suica の2枚をセットした。
この使い方だと、マネークリップを取り出してあとはタッチするだけで決済が完了する。小銭を取り出す必要がない。非常に便利で、ここ半年くらいはそんな使い方をしている。
サイフや時計、身の回りの道具に男のオシャレを盛り込む
大層なタイトルを付けてみたが、そんな大したことではない。
実は僕は高校生〜大学生くらいの頃は、ケータイを時計代わりにも使っていた。当時はそれがごくごく自然なのことだと思っていたし、結構周りのみんなもそんな感じだった。スケジュール管理などは全て記憶だけで賄っていたし、アナログな文房具と言ったら今も使っているが MOLESKINE に徒然と思ったこと、感じたことなどを綴っていた程度だ。その当時のままの僕であったら、きっとおサイフケータイなんかは飛びついていた気がする。
これが今はどうだろう?
先述した通り、お札はマネークリップ、また、電子マネーでもよく使う nanaco と Suica もマネークリップに、小銭はコインケースに、腕時計は今年の誕生日までは吉祥寺の作家さんのデザイン、制作したものを使っていたし、誕生日にはクリスマスにマネークリップをプレゼントしてくれた友人がまたまた作家さんデザイン、制作の別の腕時計をプレゼントしてくれて、それを毎日愛用している。自宅やオフィスにいる時は腕から外してデスクの上において、デスク用の時計代わりにも使っているが。
スケジュール管理メールといった作業は仕事柄もあって Mac や iPhone、iPad でそれぞれに MobileMe のカレンダーやメールと、Gmail を連携させて使っている。
しかし打ち合わせの場では基本的に RHODIA と MOLESKINE、愛用の万年筆を持参してメモしている。もちろんスケジュールを確認したりウェブを確認したりといったことが多い業種の打ち合わせなので、手元に iPhone や iPad はだいたい置いてはあるのだが。それでも基本はアナログなメモに頼っていることが多い。
打ち合わせが終われば近くの別の喫茶店などに入って、直前の打ち合わせの内容を RHODIA に書いたメモから MOLESKINE に清書というわけではないが、ある程度順序立ててまとめるようにしている。この辺は徹底的にアナログだ。
ただしここまで書いた時計、メモ、そのまとめと言ったものを全てデジタルで完結できる環境を持ってはいても、アナログを選択してしまうのは、ひとつひとつの道具に思い入れやストーリーなんかがあって、道具として愛用したいからに他ならない。
腕時計、マネークリップ、コインケース、RHODIA、MOLESKINE、万年筆、これらのアナログツールは僕のライフスタイルにとって必須アイテムだ。普段の持ち物としては、これに iPhone、GALAXY S、Pocket Wi-Fi、iPad、MacBook Air、docomo のフィーチャーフォン、カメラ (日によって PEN だったり LEICA だったり) などで構成されている。
自分流に、デジタルであるべきところとアナログにしておきたいところの線引きをして使い分けているといったところだ。
機能が集約されすぎた現在の携帯電話
フィーチャーフォンでもそうだったが、iPhone を僕が使っていると言っても、実際には電話、MMS、iPod、スケジュール確認、Twitter、Facebook、あとはちょっとしたアプリケーションしか使っていない。iPad も持っているので、比較的長文を書く機会の多いメールなんかは iPad で作業した方が早いし、スケジュール管理もまた、iPad の方が快適にできる。確かに携帯電話に全ての機能を持たせることは、持ち物を必要最低限にしてスリムに生活するといった意味では理にかなっているかもしれない。
しかし携帯電話の時計機能を使ったところで、腕時計を愛用する満足感は得られないし、おサイフケータイの機能を使ったところで革製のマネークリップを触るといった一種の支払いの儀式のようなものも得ることはできない。
もちろん携帯電話集約型の生活を否定しているわけではない。
ただ、もう少し心に余裕を持って、携帯電話に全てを委ねるのではなく、適材適所なツールの使い方をするのもライフスタイルとしてはアリなのではないか、と提案してみたいだけだ。
あなたのライフスタイルはどうですか?



コメント on Facebook