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去年の秋にデザインも新たにリニューアルされた MacBook Air。OS X Lion と同時にリプレイスされた最新モデルの MacBook Air は、遂にサブノートの立場からメインマシンとしても活用できるまでになった。

初登場時の MacBook Air を振り返る

MacBook Air というと、初めて登場した時には USB ポートがひとつしかなかったり、有線の LAN ポートがなかったりと、あくまでもサブノートという位置付けが強調されている感があった。内蔵の RAM も 2GB の固定であったし、今になってわかったのだが最大の魅力であるはずの SSD 搭載モデルは価格設定が高過ぎた。また同時に、内蔵ストレージである HDD や SSD もメインマシンとして使うにはいささか少な過ぎた。

モバイル用のサブノートといった位置付けのはずなのにも関わらず、バッテリー駆動時間が当時のモデルは5時間だったことも実に中途半端に感じていた。もちろん、デザイン性には魅力を感じてはいたのだが。

この辺りの中途半端に感じていた点は 過去にも記している のでそちらを読んでいただきたい。

スーパーモバイルが実現した現行の MacBook Air

現行モデルの最上位モデルとなっている MacBook Air は非常にパワフルだ。Sandy Bridge 世代の Core i5 プロセッサ (もちろん低電圧版ではあるのだが、日常オンオフ構わず使っていてプロセッサ速度がボルトネックになったことはない) と固定ながら 4GB の RAM を搭載して、同サイズの初期の MacBook Air が5時間だったバッテリー駆動時間も、同じサイズで7時間にまで伸びた。先日も移動中にメールが来て、出先のスタバで制作作業をやったりしていたような僕には、このバッテリー駆動時間もかなり重要で、最近まで持っていた去年の秋モデルの11インチ MacBook Air (バッテリー駆動時間は5時間) を買い取りに出してまで、今回の新モデルの13インチをわざわざ購入した理由のひとつも、この辺りにもある。

ちなみに去年の秋モデルの MacBook Air も決して悪い選択肢ではなかった。非常にパワフルだったのだが、そこはスペックシートを見てしまう悲しい性があり、やっぱり Core2Duo よりも Core i5、物理 RAM も 2GB よりも 4GB に惹かれてしまったのも、また確かだ。

また、11インチモデルは当時のモデルだと 128GB の SSD しか選べなかった (現行モデルは11インチの上位機種なら BTO で 256GB の SSD が選択できる) ことで、メインマシンとして使うには力不足だった感はある。実際、iTunes や iPhoto のライブラリは11インチモデルを使っていた時は、当時のメインマシンの MacBook Pro で管理していて、MacBook Air には一切入れていなかった。今、メインマシンとして使っている13インチモデルの MacBook Air はその倍の 256GB のストレージを搭載しているので、なんとかやりくりすればデータを全て運用することができている。もちろん、結構データ管理は無理をしている部分もあるので、以前にも書いた通り、512GB の SSD を搭載したモデルが発表されれば、また乗り換えるつもりであったりもする。

MacBook Pro の昇華した形が MacBook Air なのか?

MacBook Pro はスペックに妥協することなく、プロ向けのラップトップとして販売されている Apple の看板商品のひとつだ。しかしお世辞にも MacBook Pro ファミリーは可搬性に優れているとは言えない面も持っている。一番小さい13インチモデルですら 2kg を切るには至っていない。確かにプロセッサは早い。17インチモデルに至ってはフルHD解像度を持っている。しかしラップトップの本来の目的のひとつは、可搬性、いかに快適に持ち運んで使うことができるか、といった点もあることを忘れてはならない。

Apple が解像度に依存しない UI を提唱していることも興味深い。

実際、先日リリースされた OS X Lion の Launchpad なんかは、物理的な画面の解像度とは関係なく、一画面に表示されるアイコンの数は決まっている。また、現在はまだ未成熟な感が否めないフルスクリーンによるアプリケーション表示も、こういった解像度に依存しない UI への移行へのステップのようにも感じられる。

Mac OS X はいつだって、新機能を先取りするが故に最初にリリースされる時点では未成熟な機能が多い。そもそもの Mac OS X 自体が初期バージョンでは未成熟であったし、最近なら Spotlight も Tiger で初めて搭載された時には今に比べて全然成熟していなかった。Leopard で Dock からフォルダをスタックとして使えるようになったが、これも当初は中途半端な部分が否めず、Snow Leopard でやっと違和感なく使えるものとなった。

Snow Leopard が Mac OS X のひとつの完成系であったのに対して、OS X Lion はまた新たな時代への布石とも思える点が多い。

これら解像度非依存論などのことを考えると、MacBook Pro はいずれ MacBook Air のラインに吸収される、なんてこともあり得ない話ではない気がしてならない。実際問題、iPhone は 3GS までと4とでは物理的な解像度は違うものの、表示される内容には差異がないのだから。

おまけ : 最近の作業環境

実は最近は本格的に Photoshop を駆使した作業を行う時以外、あまり外部モニタを活用していない。MacBook Air 本体のモニタで作業をしている。本体を mStand に置き、Magic Mouse と Apple Wireless Keyboard を繋いで使っている。なぜか?MacBook Air の13インチの標準解像度が、あまりにも自分の使い方にマッチし過ぎているためだ。なので Photoshop を駆使する時くらいしか大きな画面が必要になることがないのだ。

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