Mac のある生活 (11) - アプリケーションを「隠す」
高校生の頃から Mac を使ってはいたものの、今までアプリケーションの「隠す」コマンドの有用性がイマイチ見出せずにいた。しかし最近になってこのアプリケーションを「隠す」コマンドが非常に便利に感じられる場面に多々遭遇してきた。一部で、このブログは物欲を刺激するとの指摘があったりもするので (?!) 、今回は物欲とは関係ないところでエントリを記していきたい。
昔の Mac に比べると、最近の Mac はやたらと安定していて、デザイン制作用のアプリケーション (Adobe CS4 スイートだ) を複数立ち上げながらウェブブラウザの Safari や Mail、iCal、Tweetie、Skype、Adium やその他もろもろのアプリケーションを同時に立ち上げっぱなしにしておいても、そう簡単にシステムがクラッシュしたり、アプリケーションレベルでも落ちることがなくなった。
そうなると人間というのは欲が出がちで、イチイチ起動と終了を繰り返すこと自体が面倒になり、アプリケーションは起動しっぱなし、Mac の前を離れる時や使わない時も電源を切るのではなく、スリープモードにしておくことが常になってきてしまう。余談になってしまうが、出典は失念してしまったが、ある調査によると Mac ユーザーは Windows ユーザーに比べて1度に起動しておくアプリケーションの量が多く、シャットダウンよりもスリープモードを選ぶ確率も高いらしい。
さて、ここで本題のアプリケーションを「隠す」ことに話を移そう。
僕は前にこのブログでも書いた通り、Spaces とは決別した。理由はいろいろあるし、今回の本題とはまた話が逸れてしまうので割愛させて頂くが、1つのデスクトップと Exposé、そしてアプリケーションを「隠す」コマンドを使い分けることで最近は快適に作業を行っている。具体的に事例を挙げていこう。
まず、ちょっとデスクトップにウィンドウを開き過ぎたな、と感じたら直感に従って、その時点で使っているアプリケーションのアプリケーションメニューから「ほかを隠す」選択する。するとどうだろう、デスクトップから作業中のアプリケーション以外のウィンドウが全て姿を消してしまう。しかも Dock に仕舞う必要もないので、Dock がむやみやたらにヨコに膨張していくことも防ぐことができる。また、ウィンドウは隠れていても Dock のアイコンの下で光が点っているので、どのアプリケーションを起動中なのかも一目瞭然だ。
そしてこちらはまだ動作検証中なのだが、最近は MacBook 本体のモニタよりも、外部モニタである Apple Cinema HD Display で作業していることが多くなったので、一応記しておこうと思う。何かと言えば、1920x1200 の解像度を持つ Cinema HD Display (23インチ) の中でウィンドウを縦横無尽に広げて作業していて、いざ外部モニタとの接続を切って MacBook の13インチの 1280x800 の解像度で作業を再開しようとすると、画面右下に普段から追いやっているメッセンジャー系のアプリケーションや Tweetie などが画面枠内から大幅にはみ出していることがあるのだ。これもどうやら「隠す」コマンドで解決することができるようだ。どうやるかと言えば、23インチモニタで作業を終了する時に、全てのウィンドウを隠した状態にしておく。その後、13インチモニタで作業を再開する時に、作業内容に必要なアプリケーションを Dock から復帰させてやる。これだけで、勝手に13インチモニタ内に収まるように位置関係を調節してくれるようなのだ。
ただし、こちらはまだ本当に動作検証中もいいところで、何度か試してうまくいった程度のレベルなので、実際のところ、今後もうまく全てのアプリケーションで機能してくれるのかはわからない。
何よりも今回のエントリで書きたかったことは、デスクトップ上に広がるウィンドウがカオスに陥りやすい状態の中で、「ほかを隠す」ひとつ選択してやるだけでデスクトップが背景に見渡せる作業環境を一瞬で取り戻すことができる心地良さだ。
複数の違う作業を同時進行していて、頭が混乱してきたら、ぜひ「現在」使っているウィンドウだけを表示することで、気持ちのゆとりを取り戻せたら、と思う。



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