MOLESKINE の使い方を探求する (2)
MOLESKINE を話題としたコラムでいきなりなんだが、最近 RHODIA の75周年限定モデルの10番 (5.2cm x 7.5cm の極小サイズ、ヨーロッパではナノパッドと呼ばれているようだ) を買って、それにメモ書きすることにハマっている。しかしあえて RHODIA の10番、ナノパッドと呼ばれるほどの一番小さいサイズを選んだのは、MOLESKINE との相性を考えてのことだった。
MOLESKINE と RHODIA、それぞれの利点と弱点
MOLESKINE にメモ書きを記していて感じたことがある。書いたメモの順番を入れ替えられないものか?と。そこで RHODIA が思い当たった。RHODIA の最大の強みは、ミシン目が入っていて、書いたメモをすぐに切り離せることだ。これなら、気になったことをすぐにメモに記しておいて、ある程度、思考が出揃ったところで順番を考えて、配置することができる。その順番配置したメモを、MOLESKINE に貼ってしまおうと言うのが今回の話題だ。
あえて RHODIA の中で10番を選ぶ理由
RHODIA の中で一般的なサイズは、11番 (10.5cm x 7.4cm) や12番 (12cm x 8.5cm) 辺りではないだろうか?しかしこのサイズだと、MOLESKINE の Large サイズに貼るにはちょっと不格好になってしまう。1ページに1枚貼れるくらいの相対サイズなのだが、貼ったところで中途半端な余白ができてしまうのだ。また、一言程度のメモ書きをするには少々大きすぎるという点もあった。
そこで昨年75周年限定モデルとして登場したナノパッド、10番の出番となった。
10番の RHODIA だと、MOLESKINE の Large サイズだと1ページに縦3枚、横2枚の構成で最大6枚程度貼ることができる。しかもポストイットよりも小さいくらいのサイズなので、ホントに一言メモを書く程度に使うのにもってこいなのだ。これに一言のメモを何枚も書き、全てを切り離して一旦デスクの上に並べてみる。その上で優先順位を決定し、MOLESKINE をスクラップブック代わりに RHODIA を貼り付けていくわけだ。もちろん、途中で付け加えておきたいことがあれば、RHODIA を貼った MOLESKINE のページに直接メモを書くことだって自由自在だ。
RHODIA もまた、万年筆との相性が最高
最近になって万年筆を筆記具として使うようになったのは前回も書いた通りだが、MOLESKINE だけではなく RHODIA もまた、万年筆での筆記が非常に気持ちのよくなる紙質だ。しかも MOLESKINE の場合は、今でこそ気にならなくなったが、紙にそれほど厚みがないので、万年筆のインクが裏写りしてしまう。RHODIA はその点、紙が厚いので裏写りがない。もっとも、RHODIA は片面しかメモを記すことがないので、この点に関しては関係ないと言えばそうなのだが。
MOLESKINE を拠点となるノートにする
あえて12番くらいの適当なサイズの RHODIA だけを使わずに、ナノパッド10番の RHODIA と MOLESKINE の Large を組み合わせるのにも理由がある。あくまでも MOLESKINE を拠点となるノートにしたいのだ。アナログで必要な情報の全ては、MOLESKINE を開けば手に入れられる状態にしておきたいわけだ。
最近になってテープのりを購入した。
本来は RHODIA の切り離したメモを MOLESKINE に貼り付けるために購入したものだが、雑誌を読んでいて気になった記事や、プレゼン資料なんかの縮小コピーを貼り付けるのもいいかもしれないと思っている。
MOLESKINE、RHODIA と Twitter の関係
Twitter はつぶやきの積み重ねだ。それが僕の今の MOLESKINE と RHODIA の使い方にも、ちょっとばかり当てはまる気がしたので最後に記しておきたい。RHODIA の10番は、まさに Twitter のつぶやき程度の感覚でメモを記すことができる。文字数こそ、140文字も書くことは難しいものの、思ったことをすぐにログとして残せるという点では非常によく似ている。そのつぶやきの積み重ねがタイムラインだ。ここでは MOLESKINE がそのタイムラインの役割に当てはまるのだろうか。Twitter の場合は、思い付いたことを書き残すと、時系列で勝手にタイムラインが形成されるが、MOLESKINE と RHODIA 10番の組み合わせの場合、思い付いたことをまるごと残せる上に優先順位を自分で決めて順序付けしたログを残すことが可能だ。アナログな手段ながら、Twitter に書けないような仕事に関することだと、これは非常に有用なことに思えた。
最大の懸念材料
RHODIA の10番は、11番や12番と違ってレギュラーモデルではない。今はロフトなどに行けば簡単に手に入れることができるが、あくまでも「75周年限定モデル」なのだ。この10番が店頭から消える日が来るかもしれないと思うと、夜も眠れなくなる・・・こともないのだが、ぜひ、10番をレギュラーシリーズ化して継続的に供給してもらえたら、と思う。




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