思えば昨年3月と言う微妙な時期に購入した iPhone 3G だったが、さすがに iOS 4 の登場と共に実用の限界に近付いてきていた。次期 iPhone は買おうと決意してから実に丸1年 (要は iPhone 3GS が出た時から次は買おうと思っていたわけだ) 、iPhone 4 を無事、発売日に入手することができた。
iPhone 4 の液晶は美しすぎる
これ故に長時間眺めていると目が疲れてしまいそうだ。Retina ディスプレイはあまりにも解像度が高く、アンチエイリアスを効かせてある iOS4 では、表示が非常にスムーズだ。特に iPhone 3G と並べて同じアプリケーションを表示させると、その違いは顕著だ。アンチエイリアスのかかった文字にディザの類いは一切見えない。逆に、iPhone 3GS までに対応していて iPhone 4 の Retina ディスプレイに対応していないアプリケーションは、ホームボタンのアイコンの時点からディザが目立つ。また、アプリを立ち上げた後 Retina ディスプレイに非対応だと文字以外の部分 (ナビゲーション用のアイコン画像などがそれだ) のディザが非常に目立ってくる。これらの問題に関してはアプリケーション側の Retina ディスプレイへの対応待ちとなるのだが、一部のアップデートが来ないアプリケーション、要するに開発が止まってしまっているアプリケーションについてはこれも期待できないのでしょうがないのであろう。
iPhone 3G からの移行だとその速度に感動
「iPhone 3G と iPhone 3GS は外観こそ同じものの、全くの別物である」とは去年 iPhone 3GS を手に入れた @SKEEME さんの言っていた一言だ。外観すらも今までの iPhone 3G 系統から更なる進化を遂げた iPhone 4 は、更にだいぶパワフルになっている。まず、iPhone 3G に iPhone OS 3.x や iOS 4 を入れて使っていた時にあった、フリック入力時の引っ掛かりなどは一切なくなった。また、iOS 4 とそれに対応したアプリケーションの効果だろう、Twitter 公式アプリなんかは iOS4 に正式対応しているので、アプリケーション自体の切り替えが非常にスムーズだ。Twitter の公式アプリはよく使うアプリのひとつなので、この辺りに早速対応してくれているのは個人的にうれしいところだ。
マルチタスクに対応してないアプリへの対応
これは iPhone 4 に限らず iOS 4 の問題なのだが、マルチタスクは実質高速なアプリの切り替えを実現する手段になっていて、現状ではバックグラウンドでタスクをこなすようなアプリは登場していない。また、マルチタスク自体に対応していないアプリの場合は、高速なアプリ切り替えに全く意味がなく、毎回スプラッシュを表示してから起動するわけで、無駄にメモリに常駐しているようなものだ。この類いのマルチタスク非対応アプリは、ホームボタンを押してホームスクリーンに戻ったり、マルチタスク切り替え画面から別のアプリに移動した時点で、自動的に終了するのが望ましいと思う。頻繁に使用しないアプリなんかはそれが顕著で、起動中のアプリ一覧を開いた時に一斉に消すことになるので、この辺りを OS 側で、バージョンが 4.1 になるくらいのタイミングでいいので対応してくれるとうれしい。
内蔵されている2つのカメラがすごい
日本の携帯のカメラに比べたら解像度は低いのかもしれない。しかし内蔵カメラで撮った画像を Retina ディスプレイでみると、その綺麗さに圧倒される。実際、iPhone のカメラで撮影した画像なんかは、本格的な印刷用と言うよりも Twitter で紹介したり、友人にメールで送るといった使い方がほとんどだろう。この場合、これだけ綺麗に映れば必要十分以上だ。同じように iPhone を使っている友人に送るのであれば、この綺麗な画像がそのまま相手の iPhone の画面上で再現されるわけだ。ディスプレイのサイズを考えると、カードサイズよりもちょっと大きいくらいになるだろうか。逆に言うと、携帯電話のカメラ機能にどれだけの高性能を求めたところで、それを通常のデジタルカメラ代わりに使うのには限界がある。スペック先行の携帯電話もいいが、そのスペックが画面上で生きることにもまた大きな意味があるのではないのだろうか。
結論、iPhone 3G ユーザーは確実に「買い」の一台
これに尽きるだろう。iPhone 3GS ユーザーは iOS 4 によって得られる恩恵をほぼ全て得ることができる。しかし iPhone 3G の場合は実質、ホームスクリーンでのフォルダ機能とユーザー辞書登録、日本語テンキーでの顔文字くらいしか恩恵を受けることができず、さらにはアプリケーション単体も iPhone 自体も落ちまくるようになってしまう。現状、iPhone 3G を使っていて、今後も iPhone を使っていくつもりであるユーザーは乗り替える価値が十分にある一台に仕上がっていることは確かであろう。








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