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Surface Pro が今月7日に遂に日本でも発売になった。早速、Surface Pro の実機に触る機会があったので、少しだけレビューしたい。

ClearType ディスプレイはきれい

Surface Pro で一番に気になっていたのが、Surface RT と同サイズの 10.1inch の画面の解像度だった。Surface RT は一般的な 10inch クラスのラップトップと同じ、1366x768 なのだが、同じ物理面積の中に Surface Pro は 1920x1080 とフルHDの解像度を持つ。

この ClearType ディスプレイと名付けられたディスプレイ、確かに表示は鮮やかだしディザもあまり感じられないしきれいだった。

ただ、iPhone に初めて Retina ディスプレイが搭載された時と同様、その高解像度を楽しむだけのコンテンツが、Windows では現状、写真くらいしかないのが残念。しかし今後、Windows 環境での電子書籍や電子雑誌などが登場すれば、高精細ディスプレイは本領を発揮しそうだ。

実機はかなり分厚い

Windows タブレットで薄さをウリにしているもの自体、なかなか見当たらないのだが、Surface Pro はかなり分厚いのが目立つ。実機でその分厚さを感じると、なんだかタブレットとは言っても、手に持って使うものではなく、単にラップトップでタッチ操作ができるようになりました、と同じように感じてしまう。それくらい、手に持って長時間使うのは、些かしんどいのではないのかと感じさせられるほど分厚く、重い。

そして、その分厚さがバッテリー駆動時間を確保するためなのかと思えばそういうわけではなく、各方面の情報でわかっている通り、バッテリーでは5時間前後しか駆動しないみたいだ。

対抗馬の MacBook Air が WWDC で発表された最新モデルで、バッテリーで12時間駆動するようになったことなどを考えると、価格差は若干あれど、ちょっとモバイル性では押しが弱いように感じられた。

実は主要ターゲットはギークな層ではない

分厚い、重いとは言えど、画面とキーボードを切り離して、画面だけ使えば Surface Pro は完全にタブレットだ。そして、Windows 7 世代までの Windows タブレットと比較したら、圧倒的に使いやすいこともまた確かだ。

例えば僕なんかは、Mac と iPad mini と iPad と iPhone を TPO だったりに合わせて使い分けているわけだけれども、一般的なユーザーが PC とタブレットを別々に購入するかといったら、現時点ではまだちょっと微妙な話だ。

そういった意味では、タブレットとして最適化されているわけでもないし、ラップトップとして最適化されているわけでもないが、そのどっちとしても使える Surface Pro が狙っているユーザー層は、ギークな層ではなく、むしろとても一般的なユーザーなのではないか、とも感じられた。

デスクでは Touch Cover だったり Type Cover を繋げてラップトップとして使い、ソファやベッドサイドに本体だけ持っていけばタブレットとして使える。

Microsoft も主張しているけれども・・・

Microsoft が強く主張しているが、ビジネスでも使えるフルサイズの Office 入りで99,800円からの Surfrace Pro の価格設定は、かなり安いと言えるだろう。ただし話が前後するが、WWDC で iWork for iCloud が発表されて、Windows PC でもブラウザベースで iWork が使えるようになると発表されたことにも注目しておきたい。

Mac ユーザーにとって、iWork は非常に魅力的だ。

それ相応の機能を持ちながら、フルセットで揃えても5100円 (各1700円) で済む。実際、Windows から Mac にスイッチしたユーザーなんかでも、iWork の安さと機能性に驚くユーザーも多い。Windows から Mac に乗り換える理由にもなっている場合のある Keynote も1700円で、Office スイートの PowerPoint に比べると、圧倒的に安い。

そんな手頃な価格設定の iWork が Windows でもネイティブでないし、まだ価格も発表されていないが使えるようになる。

Surface Pro の価格設定を考えると、Office ももう少し安く提供できそうだ。その辺りの Microsoft の価格戦略にも今後は注目したい。また、iPad への対応なども含めて。

さて、話はそれてしまったが、本題の Surface Pro、これでバッテリーの保ちだけ10時間程度に改善されれば、一般的なユーザーにも薦めることができるのだが・・・そこだけが非常に残念だ。

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