talk about Apps (13) - GarageBand for iPad は触っているだけで楽しい

正直、Mac 版の GarageBand は僕には取っ付きにくい感じがあった。しかし iPad 2 発表イベントで GarageBand for iPad のデモをみているとなんだか楽しそうだったので、発売と同時に購入してみた。

たったの600円でバンドに必要な楽器が自分のものに!

僕は中学生の頃からロック少年で、特にバンドで使うような楽器類、ギターは普通に弾くし、ベースも昔は楽しんでいたし、ドラムも学校の音楽室に忍び込んでは叩いていた。ピアノも全然うまくはないがバッキング程度だったらある程度弾くことができる。GarageBand for iPad ではこれらの楽器類の全てがたったの600円で手に入ってしまうのだ。ドラムに関しては昔このブログで書いたこともある Drum Meister なんかで叩くこともあるし、ギターは別途 talk about Apps で書こうと思っている AmpliTube で弾くことができるのだが、GarageBand for iPad のなによりもの魅力はその手軽さだ。

iPad 単体で楽器演奏ができる手軽さ

ギターアンプ代わりに使うなら AmpliTube に軍配が上がるが、GarageBand は思い付いたコード進行なりフレーズをその場で iPad 単体で試しに演奏してみることができる手軽さがなによりもの魅力だ。今まであった多くのギター演奏を楽しむ iOS 向けのアプリケーションはコードを演奏するのがなかなか難しかった。しかし GarageBand for iPad ではコードでの演奏の専用モードがあり、特に弦を押さえるといった動作をすることなく、目的のコードをワンタッチで鳴らすことができる。そのコードを構成する6音の音階が縦に並んでいるので、アルペジオを簡単に試すことができるのも魅力的だ。

打ち込みのビートを作るのも楽しい

ドラムを実際に叩くような遊び方だと、やはり専用アプリケーションの Drum Meister が音質的にも、カスタマイズがいろいろとできるといった点でも楽しいかもかもしれない。しかし GarageBand for iPad のドラムの楽しみ方のひとつとして、打ち込みでビートを作ることができる。しかもそのインターフェイスはやっぱりすごく直感的にできている。もちろん Mac で使えるようなシーケンサーと MIDI 音源なんかに比べるとキットの数だったりは全然少ないのだが、はっきり言って GarageBand for iPad に入っている程度のキットの数でも、音楽で遊ぶには充分だ。むしろ、遊ぶためだけにそんなに大量のキットがあると逆にどれを選択するか迷ってしまったりもするので、このくらいの数が手頃でちょうどいいのかもしれない。

作ったビートをリズムマシンのように活用して、GarageBand for iPad のギターやベース演奏と合わせてみたり、はたまたアンプにつないでいないエレキギターをシャカシャカとリズムに合わせて鳴らせてみたりといろいろな楽しみ方があるようだ。

AUTO PLAY を活用すれば手軽に楽曲作成ができる

それぞれ、スマート楽器には4種類のオートプレイ機能が用意されている。特にスマートキーボードのオートプレイ機能が秀逸で、高音部と低音部をそれぞれ選ぶことができるので非常に重宝するし楽しい。スマートドラムで基本となるビートを作り、スマートベースでコードを進行を入力して、その上にスマートピアノで味付けをして、ギターは自分で弾く、なんていうちょっとしたセッションがいつでも手軽に楽しんでしまえるというのは、趣味レベルで音楽を楽しむ僕みたいなユーザーには楽しすぎてしょうがなくなってしまう。

自宅で趣味としてひとりでジャムセッションを楽しみたい人には超オススメの一本

こんなことを書くとセッションする友達がいないの?と思われてしまうかもしれないが、バンドというものは個々にやりたい音楽があったりして、自分の本当にやりたい音楽をやるのはなかなか難しい。しかし GarageBand for IPad なら、誰からも制約を受けることなく、本当に自分がやりたい音楽をひとりで作り、ひとりで全ての楽器のアレンジから演奏までこなしてしまうことができる。コード進行やドラム楽器の種類など基礎的な知識があるとより楽しめるが、それらの知識がなくともスマート楽器を使えば探り探りで心地よい音の並び方を探し出して音楽を作れてしまう。

聴くだけの音楽から創る音楽へ。そんな今までは難しかったことがめちゃくちゃ簡単にできてしまう GarageBand for iPad は音楽好きな iPad ユーザーにはかなりオススメだ。

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